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石田勝子宣教師の働き
石田宣教師はコンゴ民主共和国において
医療宣教師として奉仕を続けて来られました。
その働きは、1974年にルワングーバで始まり、
1976年からの約10年間はルワングーバと
ニヤンクンデで交互になされ、1986年以降はニヤンクンデの
福音主義医療センター(CME)中心に続けられて来ました。
CMEは、1965年に5つのキリスト教グループによって
設立された施設で、ニヤンクンデの広大な敷地には
診療所と医療専門学校が建てられています。
ニヤンクンデの北東約50kmにあるブニヤには病院と
医療短大があり、南西約150kmにあるベニには
病院と薬の製造所があります。
CMEには次のような3つの理念があり、
その明確な理念に基づいてすべての働きが進められています。
(1)医療活動を通して福音を宣べ伝える。
(2)主のしもべとして仕える医療従事者を訓練して送り出す。
(3)専門の医療活動を行う。
石田宣教師はこれらの理念に賛同し、
臨床検査技師として働きながら、
主のしもべとして仕える働き人を訓練し育てる働きに従事して
来られました。
2002年9月に起こった部族抗争の時には、CMEが襲撃されて
多くの建物が破壊され、60人余りの関係者が殺されるという
事件がありました。また2005年12月には、
二人組の強盗に襲われ、左手指を切られて負傷し、
手術のために一時帰国されました。
更に2008年には、キブ州で戦闘が起こり、
CMEが反政府軍によって襲われるということもありました。
そのような中でも石田宣教師は、
主の守りによって今日まで奉仕を続けて来られました。
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